追剥ジャーナル
Haijin774のプレイ日記
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『進撃の巨人』10巻 読後復習(ネタバレ注意)

このッ… 裏切りもんがあぁああ



いや、ホント凄かったですね。10巻。
おかげで既刊を全部読み返すハメになりましたが、同じ行動に走った人は少なくないと思います。ブログは殆ど書かずに放置状態なんですが、この再読の楽しさを皆と共有したくて今回の記事となりました。


挨拶はさておき、さっさと本題に入って行きましょう。

4巻 第15話
ネタバレ

ネタバレはええ!
なんだよこれ、すげえ!


読み直していて、一番驚愕したのがこの場面でした。
今から見ると胡散臭いにも程があるコマですが、わかりませんよね、これ。

雌型巨人から続く一連のネタばらし、
アニ、ユミル、クリスタ、ベルトルト、ライナー。
そしてサシャ&コニーの故郷への帰還。

1巻 第2話
top10


ここに来て、『進撃の巨人』は第104期訓練兵の成績上位10名+αの物語であることが、あからさまなほど強調されるようになって来ました。
上の見開きは今見れば、清々しいほどにそれを宣言しています。

実際、物語の構造は世界観をどんどん拡げていく冒険活劇のそれではなく、
謎解きと、最初の10人の掘り下げが密接にリンクする推理モノのそれです。

読み直すと推理モノよろしくヒントがところどころに提示されていることに
改めて気付かされ、ほんともう悔しくなるくらい「やられた!」の連続です。

特にライナー。

3巻 第9話
006rainar.jpg

008kyojintrio4.jpg

ベルトルトが「戦士じゃない」と言ったのは、この辺りの感覚なんでしょう。
軽率な探りに、関係性の暴露。
同期の「仲間達」に対し明らかに気を許してしまっている。

気を許したエレンへの唐突な告白に至る過程は、意外なほど丁寧に描写されていて、下のシーンがその切欠となるものです。
※他にも7巻のジャンを見直すシーンなど

4巻 第16話
014brtrt.jpg

「人類すべてに消えてもらうこと」を目的としていた2人(特にライナー)が、
敵側のエレンに鏡写しの意志を見つけるシーン。

この前後のシーンには、ベルトルトの嘘や2人の故郷への思いなど、
ただの訓練兵時代の思い出に収まらない重要な情報が詰め込まれていて
唸らされたのですが、今読み返すと訓練兵時代篇は伏線密度がとんでもないですね。
もはや「出題編」と言っていいレベルです。

4巻 第16話
013brtrt.jpg
この目の泳ぎっぷり・・・


対人格闘術の訓練の回(4巻 第17話)などは、
アニ・ベルトルト・ライナーがそれぞれ語る「戦士」についての考えや適性、
また「目的」へのヒントが提示されていて今後も重要な情報源となりそうです。
(「兵士」と「戦士」の使い分けがややこしいですが・・・)

4巻 第17話
015rainar.jpg
「不利な状況でも逃げてはいけない」
「守る対象が脅威にさらされた時 その間に入って盾にならなければならない」
「相手が何であろうと だ」


巨人側に「守るべき何か」があることが示唆されているように思えます。
また、その後のシーンでアニと兵士(戦士)観の違いがあることにも触れています。

016rainarani.jpg
「不真面目な奴」「兵士とはどうあるべきか」
「ここに来た時を思い出して真面目にやるんだな」


016rainarani2.jpg


そしてライナーとベルトルトが「故郷」と「戦士(兵士)であること」を目的としているのに対し、アニは「父親のため」であることが続くシーンで描かれます。

017ani.jpg
※ただ「帰る」というキーワードはアニにも出てくるので、その点は同じですね。

8巻以降の展開のへ伏線となるこの一連の流れ。

いやはや、とんでもない構成力というか、緻密さというか、
ただただ上手い。

だって見返すと、ライナー・ベルトルト・アニの巨人トリオは
2-3巻で殆どと言っていいほど一緒に行動しているんですが、
主人公トリオやユミル・クリスタと違って、全くそんな印象がないんですよ。

ところが物語が進み、ある情報が明かされると、
それだけで1コマ1コマの印象が変わってくる。
一挙手一投足が意味を持って描写されていることに気づく。

2巻 第7話
005kyojintrio3.jpg
エレン(仲間)の死に衝撃を受けるライナーとアニ。
敵に同情しまいと目を背けるベルトルト。


4巻 第18話
018kyojintrio.jpg
死者に謝罪するアニ。同情するライナー。それを見るベルトルト。


10巻を越えてまだ続く長編の中で、ここまで読者の視点を巧妙に、
そして重層的にコントロールし続けるのは、もはや魔法の領域といっても褒め過ぎではないでしょう。

いや、ほんと面白い。
単行本派のためネタバレ回避に気を使いますが、
このタメと解放があるから、単行本派はやめられないですね。


さて、連載開始以来の超大型バトルの行方も気になりますが、
個人的に今後気になる謎解き要素としては、こんな感じでしょうか。


①何故人類を全て消す必要があるのか
→そして、なぜその必要がなくなったのか

人類側に巨人側を脅かす何かがある
→地下室が人類側に渡っていないことで安全が確認された?


②巨人たちが守るものとは何か、ユミルの民とは
ここらへんはユミル奪還の成否でタイミングが変わりそうですね。


③壁の謎
クリスタ次第なので、バトルが落ち着き次第その話に移りそうです。


④巨人トリオの目的
3人が何故兵士となり、またアニが何故憲兵団に入ったのか。
特に再度の侵攻まで5年もの時間を掛ける必要があった点と合わせて重要になりそうですね。
「戦士」というキーワードも注目です。


⑤グリシャの謎、ミカサの謎
004mikasashirushi.jpg
ミカサの一族が継ぐ印については、これ以降一度も言及がないままですが、
どのように物語に絡んでくるのでしょうか。
巨人や壁やこの世界の根源的な謎への最後のキーアイテムになりそうな予感がします。

この作品が既存のキャラを使いきって来ることを考えると、
同期を除くキャラクターの中では最重要人物であるリヴァイが絡んでくる可能性も?  2人の他と隔絶した身体能力の共通性が重要なポイントなのかも?

・・・浅い想像ですが、こういうことを考えさせて楽しませるのは良い作品の常ですね。



⑥マルコ・ボット
005marco.jpg
あっさりと退場した彼ですが、いなくなるまでは巨人トリオと行動を共にしていることが多く、また何故か立体機動装置を持たない状態で死んでおり、
その装置はアニが持っていたことが後に明らかになります。

彼も巨人側だったのでは?

とすると、「一体 何のために死ぬんだ…」が全く別の意味を持って聞こえます。
ジャンに伝えたリーダーの条件も、後々の伏線になってくるのかもしれません。



以上です。


==================
11巻は8月発売。
全裸待機には長い月日ですが、暖かいので何とかなりそうです。



そういえば、10巻でも醜態を晒すことになったダズさん。
この逆方向に全くブレない男も、『進撃の巨人』の登場人物達の内面の一貫性を示す良い例ですね。

3巻 第11話
010daz1.jpg

3巻 第12話
010daz2.jpg

同上
010daz3.jpg

10巻 第40話
020daz.jpg
周囲に支えられ助けられ、なんだかんだで前に進み続けるダズさん伝説。
【2013/04/11 04:35】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0)
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